2/2 「キモチ」

今回は「キモチ」のお話。
負けているスコアで迎える九回の裏。
どこかもう開き直って打席に
立てます。負けているのだから
もう怖いものはありません。
点差を埋める為に精一杯プレー
するだけです。

一方で、守る側となると
せっかくリードしてして迎えた
ラストイニングに、勝利を逃す
ことがあってはいけません。

バッテリーはもちろん、それ以外の
野手も緊張で身体が強張り、
プレッシャーでいつもはない
ミスが出るかもしれません。

手に入れようと攻める時よりも、
手に入れたものを守る時の方が
プレッシャーを感じてしまいます。

そこで重要になってくるのは
「キモチ」なんです!

我が選手たちは、攻めだろうと
守りだろうと「まだ一球ある!!」
最後の最後まで強い「キモチ」
を持ち続けプレーする事を
大切にしています。

その「キモチ」の強さで勝ち取った
試合も数多くあります!


そして、もうひとつ「キモチ」が
重要になってくるのは代打です!
代打には、目を慣らす時間も
球筋を見極める余裕も
配球もわかりません。

なぜなら代打だからです。
前の打席もなく、1回きり
だからです。

そんな状況で初球を見逃せば
相手投手に余裕を持たせてしまい
どんどんストライクゾーンに
投げ込まれてしまいます。

カウントが進むごとにバッターの
プレッシャーは増していき、 
本来のバッティングが出来なく
なる可能性も出てきます。

そこで「キモチ」で勝負です!
初球からフルスイングする!

こちらが相手をわからぬように
相手もこちらをわからない!
だからこそ初球からフルスイング
し、自分のスイングを見せ、
たとえ空振りだろうと
当れば怖いなと思わせる!!

一球一球を、チャンスに変える!
目の前にあるチャンスを
「見逃し」たりしない!

代打が相手投手に対抗する
唯一無二の方法こそが
フルスイングなんです!

だから、立花学園の選手たちは
常に強い「キモチ」を持ち
プレーしているんです。

野球に限らず、スポーツは
人と人です。
勝敗を決めるのは技術や実力
だけではなく「キモチ」も大事。
というお話でした。

           1年 マネージャー 長谷川

Tachibana Driven

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