今日は運動神経に関わる7つの能力についてご紹介いたします!!では具体的にどのような能力が必要なのかを考えてみましょう!!
1.定位能力
自分と他人の間など位置関係を正確に把握する能力です。例えばベースまでの距離であったりキャッチボール相手との距離感などを測る能力です。
2.変換能力
自分の動きを素早く切り替える能力です。
助走からジャンプに移ったり、素早いステップから送球に移ったりするなどスムーズな動きに必要です。
3.反応能力
合図や誰かの動きに対して瞬時に体を動かす能力です。打球への瞬間的な反応やピッチャーのモーションに合わせてスタートをきる盗塁には欠かせない能力です。
4.連結能力
身体の動きをタイミングよく同調させる能力です。パワーの調節やスピードの調節を行うことで動きがスムーズになります。
5.分化能力
バットやボールなど道具を上手く使う能力です。この能力を高めることで手足や頭部を適切に動かしバットやボールに力を伝えることができます。
6.リズム能力
よくリズム感などと呼ばれますが、あらゆるスポーツにおいてこのリズム能力は欠かすことができません。バッティング、ピッチング、守備全てにおいて重要です。
7.バランス能力
動作中の全身のバランスを安定させる能力です。空中での姿勢やバランスを崩したあとにすぐに立て直すなど安定したプレーを行うためには必要な能力です。
どんなスポーツでもこのコオディネーショントレーニングは重要ですが特に野球の場合はバットやボール、グラブなどの道具を使ったり複雑な動きや一瞬の判断が多かったりするため、満遍なく全てのトレーニングを行うことが一流の選手になるためには必要です。
大人になってからでは鍛えることが非常に難しい能力です。偏った能力ばかりを高めているとバッティングは得意だけど守備はダメ。守備はいいけどバッティングが苦手。などバランスの悪い選手になってしまいます。そうなってしまわないためにもコオーディネーショントレーニングをしっかり行ってバランスの良い選手を目指しましょう。
2年マネージャー寺地
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