4/14 こころのふしぎ

今日本棚を整理していたら、私小学生の時に母に買ってもらった本が出てきました。
それがこの本です↓↓↓
『 こころのふしぎ  なぜ?どうして?』という本です。この本は小さい子向けに書かれている本です。私が小学生の頃に読んだ時は、少しだけ理解ができないところもありました。なのでもう1回読んでみようと思い読んでみるとそのお話の内容は考えさせられるような、深い内容でした。

私がとても印象に残ったお話がテレビに出てくるような「正義の味方」ってどこにいるのか。「正義」のふしぎについてのお話です。

ある日、地球にエコーズという3人組が現れました。彼らは工場に行き、ビームで工場を破壊しました。すると『やめろ!!』と言って現れたのは「フシギ戦隊タダシインジャー」という3人組。『くらえ!悪の組織め!』とエコーズを倒し人類の平和は守られました。
これだけ見ると、タダシインジャーは正義の味方に見えますよね? 

では次に「エコーズ」について見てみましょう。
ある日、地球が疲れ果てている様子を見た神様は、『なぜ人間は環境を破壊することばかりするのだ…』と困っていました。そこで、神様は地球を守るために「エコーズ」という3人組のヒーローを生み出しました。エコーズは地球に行き、工場からでる煙や水は地球にとってとても良くないものだということを知り、工場をビームで破壊しました。そして地球の平和は守られました!しかし!突然『やめろ!!』とフシギ戦隊タダシインジャーと名乗る悪の組織が現れたのです。

このお話を読んでどう思いましたか?
エコーズは地球から見たら正義のヒーロー。
タダシインジャーは人間から見たら正義のヒーロー。この戦いは人間にとっての正義の味方と、 地球にとっての正義の味方の戦いだったのです。戦争や人間が争う時もこれと同じように「正義と正義」の対決なのです。

マンガや、テレビに出てくる正義の味方は悪の組織と戦っているため、誰が見てもわかりやすい正義の味方。でも現実の世界で正義の味方と呼ばれている人達も戦っている相手から見れば、悪の組織になってしまいます。

なので、マンガやアニメに出てくるような、世界中の誰もが認める「正義の味方」はいないのです。


この本はとても考えさせられる本です。大人の方、中学生高校生にもおすすめの本です。ぜひ読んでみてください☺️


3年マネージャー岩崎

Tachibana Driven

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